脊髄マイクロダイアリシス試験

神経障害性疼痛、侵害受容性疼痛など痛みに関わるメカニズム解析や新規の薬剤開発等の必要性の高さから、弊社でも麻酔下ラットを用いた脊髄マイクロダイアリシス試験を開始しました。
薬剤投与後の脊髄中神経伝達物質等の経時的なモニタリングを行います。また、脊髄での薬力学 (PD) と脳内の薬物動態 (PK) の同時試験なども行なっています。
その他、疼痛モデルを用いたマイクロダイアリシス及び行動薬理試験も実施可能です。

モニタリング対象物質

  • モノアミン類
    (ノルアドレナリン,ドパミン,セロトニン及びそれらの代謝物)
  • 神経アミノ酸
    (グルタミン酸,アスパラギン酸,タウリン,グリシン,
    シトルリンなど)
  • ペプチド
    (サブスタンスP,ブラジキニン,βエンドルフィン,
    エンケファリンなど)
  • その他
    (プロスタグランジンE2,ヒスタミン,アセチルコリンなど)
  • 被検薬剤

疼痛モデルを用いた試験

  • 神経損傷モデル (CCI, PSL, SNLモデル)
  • 急性疼痛モデル (ホルマリンモデル)
  • 炎症性疼痛モデル(カラゲニンモデル)
  • 糖尿病性末梢神経障害モデル (ストレプトゾトシンモデル)
    など